今10万円以内で買えるNASを比較してみた

下調べ
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現在、使用しているSynology DS218play
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まず、先にNASって何?

Network Attached Storageの略で、LAN内でサーバー用にパソコンを準備することなく、ファイル共有に特化したストレージ機器です。

最近のNASは何が出来るのか?

最近のNASは、単なるファイル共有だけではなく、ブラウザベースのOSが提供されており、写真・動画の管理、HDMI出力からTVでエンターテインメント、外出先からのアクセスも容易、Webサーバーの公開・Wordpressまで走らす事が可能です。また、モバイルアプリも充実してきており、スマホ写真のバックアップやNASの動画視聴にも最適です。

私に必要なNASの機能

そんな色々なことが出来るNASですが、今の私に必要な機能はと言うと

  • ファイル共有
    Windows・Mac OSX・Linuxほか、モバイルからもアクセス出来ること。

  • HDDドライブ故障時の備え
    万が一のHDDドライブ故障と、コストを考えると2ベイタイプ。

  • グラフィカルなオペレーションシステム
    使いやすく安定しており、定期的に更新されている。

  • 外出先からOSへのアクセス
    NASのOSに外出先からアクセス出来るサービスが提供されているかこと。

  • 写真・動画の管理(閲覧)
    スマホやデジカメなどで撮影した写真を一箇所でまとめ、かつWindows・Mac OSXと共通して管理し、モバイルでも閲覧できること。

  • 仮想化アプリ
    仮想マシンを立ち上げ、家庭内のネットワーク機器を設定したり、Ubuntuで遊んだりしたい。

  • 対応アプリが充実している
    各メーカーアプリは豊富に提供されていますが、モデルによって対応アプリが違うので注意が必要。

10万円以内のベストなNAS 3モデル

NAS単体では10万円しませんが、実際にはHDDやSSDのストレージの購入が必要となるので、実質5万円前後が予算

10万円以内とは、言っても高価な買い物ですし、短期間で買い換えるものでも無いので、メーカーやサポートなども気になるところ・・・

QNAP TS-251D – 拡張性の高いデュアルコア・マルチメディアNAS

まずは、QNAPシステムズ、2004年に台湾で設立された企業でNASをメインに販売してるメーカーとのことで、個人的に何となく老舗メーカー的なイメージで一番安心感があるような気がします。

QNAP TS-251D – スペック

メーカー/モデルQNAP - TS-251D
発売時期2020年2月頃
CPUIntel Celeron J4005
CPUコア数2
CPUクロック2.0 GHz
CPUクロック最大2.7 GHz
メモリ4 GB DDR4
メモリスロット数2
最大メモリ8 GB
SATA2
M.2 2280 NVMe SSDオプション
USB 3.2 Gen 1 port2
USB 3.0 port3
USB 2.0 port3
eSATA port0
HDMI1
Size(HxWxD)168 × 105 × 226 mm
Weight1.48 kg
LANGigabit Ethernet × 1

オペレーションシステム – QTS

WebベースのグラフィカルなOS、QTSが提供されており、デモサイトで体験することが可能です。myQNAPcloudで外出先からのアクセスも可能です。

写真・動画の管理(閲覧)

写真管理は、いくつかアプリがありますが、QuMagieというアプリが高機能で使いやすそうです。iOS・Android共にモバイルアプリも提供されています。

仮想化アプリ

Virtualizationという仮想化アプリが提供されており、仮想マシンを立ち上げるのは勿論、複数の仮想マシンを管理出来る様です。ただ、他2モデルにも共通することですが、仮想マシンを立ち上げる場合は、メモリ増設は必須でしょうね。

対応アプリ

下記で確認できます。非常に豊富です。

価格

ASUSTOR NIMBUSTOR 2 (AS5202T) – ゲーミングインスパイアードストレージ

ASUSTOR(アサスター)、2011年に台湾で設立された企業でQNAP同様NASをメインに販売している会社で、マザーボードなどASUSのグループ企業とのこと。ホームページも何か今までのNASとは一線を画す雰囲気がありますね。

ASUSTOR AS5202T – スペック

メーカー/モデルASUSTOR - AS5202T
発売時期2019年6月頃
CPUIntel Celeron J4005
CPUコア数2
CPUクロック2.0 GHz
CPUクロック最大2.7 GHz
メモリ2 GB DDR4
メモリスロット数2
最大メモリ8 GB
SATA2
M.2 2280 NVMe SSD0
USB 3.2 Gen 1 port3
USB 3.0 port0
USB 2.0 port0
eSATA port0
HDMI1
Size(HxWxD)170 × 114 × 230 mm
Weight1.6 kg
LAN2.5 Gigabit Ethernet × 2

オペレーションシステム – ADM

こちらも、デモサイトがあり体験してみましたが、iOSライクな雰囲気でメニューや設定も易しい感じを受けます。

写真・動画の管理(閲覧)

アプリは、Photo Graphyと言うものがメインで、モバイルアプリはAiFotoが提供されております。

仮想化アプリ

VirtualBoxが使用できる様で、Oracle VM VirtualBoxと同様かと思われます。
WindowsXP・Linuxはメモリ2GBですが、他はメモリ4GB以上となっておりますので、メモリ増設は必須でしょうね。

対応アプリ

下記で確認できQNAP同様豊富なアプリですが、マルチメディアのカテゴリーに何故かPPSSPPやSNES9Xなどのエミュレーターまで存在します。

価格

Synology DS718+ – 負荷集中に対応して最適化された高性能NAS

2000年に台湾で設立された会社で、NASの世界シェア第2位との事です。NAS以外にルーターも販売しており、ネットワーク環境を同じメーカーで揃えるのもありですね。

Synology DS718+ – スペック

今買えるとなるとDS718+なのですが、後継のDS720+が控えており、スペック的にも後継モデルが、他2モデルとの比較対象になるかと思います。

メーカー/モデルSynology - DS718+Synology - DS720+
発売時期2017年9月頃未定
CPUIntel Celeron J3455Intel Celeron J4125
CPUコア数クアッドコアクアッドコア
CPUクロック1.5 GHz2.0 GHz
CPUクロック最大2.3 GHz2.7 GHz
メモリ2 GB DDR3L2 GB DDR4
メモリスロット数2
最大メモリ6 GB6 GB
SATA22
M.2 2280 NVMe SSD02
USB 3.2 Gen 1 port00
USB 3.0 port32
USB 2.0 port00
eSATA port11
HDMI00
Size(HxWxD)157 × 103.5 × 232 mm166 × 106 × 223 mm
Weight1.74 kg1.51 kg
LANGigabit Ethernet × 2Gigabit Ethernet × 2

オペレーションシステム – DSM

他2社同様デモサイトがあります。DSMはWindowsライクで馴染みやすく、クオリティーも高い様に感じます。

※DSMのバージョンによってデモサイトのリンクが変わりそうなので、上記サイト下部「DSM○.○版の最新情報」の詳細情報からデモサイトへ行けます。

写真・動画の管理(閲覧)

Synologyが提供している写真管理アプリは、PhotoStationとMomentsですが、顔認識などAI機能が付いているMomentsがメインになりそうです。モバイルアプリも提供されてますね。

仮想化アプリ

Virtual Machine Managerアプリで仮想マシンを立ち上げる事が可能です。
こちらも初期メモリが2GBと少ないので、最大の6GBまで増設して使用する方が良いでしょう。

対応アプリ

下記で確認できます。モデルが多いので使用できるアプリに注意が必要。

価格

スペック比較

メーカー/モデルQNAP - TS-251DASUSTOR - AS5202TSynology - DS718+Synology - DS720+
発売時期2020年2月頃2019年6月頃2017年9月頃未定
CPUIntel Celeron J4005Intel Celeron J4005Intel Celeron J3455Intel Celeron J4125
CPUコア数デュアルコアデュアルコアクアッドコアクアッドコア
CPUクロック2.0 GHz2.0 GHz1.5 GHz2.0 GHz
CPUクロック最大2.7 GHz2.7 GHz2.3 GHz2.7 GHz
メモリ4 GB DDR42 GB DDR42 GB DDR3L2 GB DDR4
メモリスロット数222
最大メモリ8 GB8 GB6 GB6 GB
SATA2222
M.2 2280 NVMe SSDオプション002
USB 3.2 Gen 1 port2300
USB 3.0 port3032
USB 2.0 port3000
eSATA port0011
HDMI1100
Size(HxWxD)168 × 105 × 226 mm 170 × 114 × 230 mm 157 × 103.5 × 232 mm166 × 106 × 223 mm
Weight1.48 kg1.6 kg1.74 kg1.51 kg
LANGigabit Ethernet × 12.5 Gigabit Ethernet × 2Gigabit Ethernet × 2Gigabit Ethernet × 2

まとめ

スペックで見るとCPU・メモリでは大差無く、拡張性でPCIeスロットがありM.2 SSDや10GbEのLANポートを増設できるQNAPのTS-251Dか、クアッドコアCPUの今後発売されるSynologyのDS720+。
AS5202Tは標準で2.5GbEのLANポートが2つあるので、高速なデータ転送も可能ですがLAN機器を対応出来るものに変える必要があります。

オペレーションシステムは、デモを体験すると詳細な設定が出来マニアックな感じのQTS、洗練され使い易い感じがDSMと思います。ADMは、某掲示板で安定面で不安要素があるように書かれていましたが、最新のADMではどうなのでしょうか?デモサイトでは日本語フォントがイマイチ・・・使っている方いれば、情報頂けると嬉しいです。

アプリは、3メーカー共に充実しており、困ることはないと思います。

総合的にSynologyが好みですが、DS718+だとこれから買うにはCPUが1世代古く、DS720+は発売時期がわかりません。DSMの最新バージョンも随分前にアナウンスされましたが延期となっております。

スペック・コストでベストなQNAP TS-251Dも新型コロナウィルスの関係か、発売はされてますが入手が困難な様です。あと、カラーが何と無く玩具っぽいような・・・

今すぐ買えるとなると、AS5202Tで、不安があるもののASUSグループなので今後の展開も楽しみですし、TS-251DもDS720+も入手できるなら魅力的で悩みますね。

ん〜何を買おうかしら・・・

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余談

私がNASを使用するきっかけは、知り合いが某B社のNASを販売しましたが、販売先で故障する事が続き、分解しHDDを取り出してもWindowsではフォーマットが違い、データの救出は出来ませんでした。
そこで、多少Linuxが使えた私にデータ抜き取りが依頼され、そのNAS亡骸を修理(ほぼコンデンサ不良でした。)し使い始めたのがスタートでした。

その後、結婚し写真や動画の管理が必要になり、購入したのがSynologyのDS218playでした。
DSMも使いやすく、写真管理ではMomentsを使用し、iPhoneからのバックアップも容易です。
しかし、NASで仮想マシンを立ち上げると言う記事があり、これは面白そう!と色々調べると・・・DS218playは対応アプリが少ないのです。
使用したいアプリがDS218+には対応しているのに、DS218playには無いのです!
何故!?たしか、デュアルコアのDS218+よりDS218playの方が1万円くらい安価で、DS218playはクアッドコア、これが購入の決め手でした。

DS218+がデュアルコアCeleronに対して、DS218playはクアッドコアRealtek RTDのCPUでした。どうもこのCPUの差がアプリの動作条件に大きく影響している様です。

だって、まさかこんなにNASで遊べると思わなかったんですよ。

買ってみないとわからないこと、沢山ありますが下調べは大切ですね。

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