ダイキンエアコン、-10℃以下の寒冷地では「うるさらX」ではなく、「AXシリーズ」がおすすめ

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我が家のリビングルームにダイキンのエアコンが取付されました!

冬は極寒、夏は涼しいイメージの北海道ですが、近年、蝦夷梅雨とは違う高温多湿、地域によっては猛暑日も珍しくありません。

冬は極寒・夏は猛暑!そんな、環境でもおすすめなダイキンのエアコンAXシリーズをレビューします。

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なぜ、ダイキンにしたのか?特徴は?

ルームエアコンと言えば、日立・パナソニック・三菱・ダイキン・シャープなどのメーカーが思い浮かびます。各メーカー特徴があると思いますが、我が家ではシャープの空気清浄機を使っており、何となくシャープが良いかな?くらいで考えていました。

しかし、家電量販店で現物を見てみると、シャープのエアコンは質感が光沢のあるプラスティックで、チープな感じがします。
リビングに設置するとなると照明の反射も気になりそうです。

そこで、店員さんのおすすめを聞くとダイキンが良いとの事。

ダイキンの特徴として、空調に特化しているので、高効率で品質も高く、極寒の「北海道旭川市」にラボがあるので、寒冷地にも強いとの事でした。

なので、メーカーに強いこだわりは無かったのでダイキンに絞り、我が家に合ったモデルを検討しました。

【ダイキン】エアコンラインナップ

我が家の環境は、中古で購入した木造モルタル築40年オーバーで、設置するリビングは12畳+6畳キッチン、リビングにはモカ(うさぎ)が居ます。

なので、まず、能力は最低18畳以上モカの為に室内温度の確認、エアコンを外出先から操作出来ると良いですよね。また、無精なのでお掃除が楽なものだと助かります。

ダイキンの要望を満たすエアコンは下記となりました。

  • 2020 RXシリーズ AN56XRP-W (うるさらX)
  • 2020 AXシリーズ AN56XAP-W
  • 2020 DXシリーズ S56XTDXP-W (スゴ暖)

上記は全てフラッグシップモデルとなり、ダイキンエアコンのほぼ全ての機能があります。

RXシリーズは「うるさらX」と言う機能があり、冷房を使いながら室外の新鮮な空気で換気ができ、「無給水加湿」機能で乾燥しがちな冬も給水をしなくても加湿が出来ます。その「うるさらX」に伴う機能がAXシリーズ・DXシリーズにはありません。
DXシリーズは寒冷地仕様となり暖房に強い「スゴ暖」機能があります。

「うるさらX」か、「スゴ暖」か?

木造モルタル築40年オーバーの我が家では、冬は暖房で空気がカラカラ、加湿器は必須で、毎日給水して使用してます。
そこで、RXシリーズの無給水加湿「うるさらX」はとっても魅力的です。
しかし、無給水加湿についてホームページでは・・・

※外気温度-10℃以下、外気相対湿度が20%以下の場合は加湿運転できません。
※外気相対湿度が20%低下すると加湿量は20%低下します。

ダイキンホームページから

残念ながら、外気温度-10℃以下になると、加湿されません
北海道も温暖化が進んでいるのか、-20℃を超える日は少なくなりましたが、私の地域では、冬場-10℃以下は当たり前なので、加湿が一番必要な時期に加湿されなければ意味がありません。

次に「スゴ暖」ですが、極寒の地「旭川」で試験を繰り返しており、-25℃でも使えることが売りになっており、暖房性能は期待できます!
ですが、我が家は木造モルタル築40年オーバー!冬の暖房は、しっかり石油ストーブ+床暖となっており、もし、エアコンの暖房を使うとしても、春秋の朝方となりそうです。

北海道のエアコンは【ダイキン】AXシリーズがおすすめ

新築で気密性が高い家であれば、「スゴ暖」で北海道の冬を乗り切る事は可能かもしれません。しかし、我が家の様な環境だと、エアコンだけでは少し心配です。別に暖房設備がある場合、性能・コストでAXシリーズがベストだと思います。

AXシリーズは、RXシリーズから「うるさらX」に関わる機能が無いだけで、他の機能は全てあり、寒冷地仕様ではないので「スゴ暖」は付いてないものの、暖房機能は付いており、真冬の−25℃で使用する訳ではありません。

コストは、他2モデルと比較するとAXシリーズは約2万円程度安価となるようで、この価格差をどう見るかでしょう。

AN56XAP-W – 本体外観

AN56XAP-W

リビングの中央寄りに設置して貰いました。光沢の無い質感が良く、全くチープな印象はありません。
本体の寸法は高さ295mm幅798mm奥行き370mmで、横幅は55インチテレビの2/3くらい、ただし、前に押し出す感じは強いです。

AN56XAP-W – 室外機外観

AN56XAP-W室外機

AN56XAP-W室外機

降雪地では、屋根からの落雪を考え室外機を設置しなくてはいけません。防雪フードを付ける方法もありますが、3万円ほど別にコストが掛かるので、窓に多少被さりますが縁側に設置しました。

初見は、かなり大きく感じ、動作時の騒音・振動が不安でしたが、新品だからなのか冷房・暖房共に室内での騒音は殆ど気になりません。

【ダイキン】AXシリーズ – 使用感

AN56XAP-W フラップ

AN56XAP-W センサー

電源を入れると二つの大きなフラップが、ゆっくり開きルーバーが見えます。
暖房の場合、真下に風が出るようになるので、下に電化製品がある場合は注意が必要です。

運転ランプ、リモコン送受信部、人・床温度センサーが付いており、くるりと回りカメラの様なセンサーが出てきます。

音は風量に比例し大きくなりますが、最大にしても嫌な周波数は感じません。振動も現時点ではありません。

AN56XAP-W リモコン

AN56XAP-W リモコン

リモコンはテレビのリモコン並みのサイズで、液晶が大きく見易く、使用時バックライトが点灯します。
「AI快適自動」と「停止」ボタンが上部にありシンプルで、カバーを開くと詳細な設定が出来る様になっています。

ダイキンスマートアプリ

ダイキンスマートアプリを使うと、室内・屋外の温度、湿度、電力が確認でき、専用リモコンと同様の操作が出来ます。

エアコンの消し忘れや、ペットの為タイマーをセットし忘れても安心ですし、室温が高温になった場合は通知を受けることも出来ます。
外出先からアクセスするには、「CLUB DAIKIN」へユーザー登録が必要です。

これなら、モカが留守番してても安心です!

ダイキンスマートアプリの評判は良くない

ですが、アプリのレビューを見ると星1つが多く評判は良いとは言えない様です。

主にエアコンとの接続が上手に出来ない事が不満の要因になっているようで、エアコン本体のWifi機能は2.4GHzしか繋がりません!

最近の無線LANルーターは、速度の速い5GHzを使う事が多いので、IoT家電用は2.4GHzしか使えない物が多いので、ルーターでIoT家電専用に2.4GHzのSSIDを準備しておくと良いと思います。

私は今のところ、ダイキンスマートアプリでエアコンとの接続に問題が発生した事はありませんが、シャープの空気清浄機でも同様のアプリがあり、情報の取得(温度や湿度)に掛かる時間は、シャープの方が速いです。

無線LANで接続可能なのは
規格IEEE802.11b/g/n(2.4GHzのみ)、チャネル1~11CH
となっているので、5GHzには接続出来ないので注意が必要です。

まとめ

まだ、北海道ではエアコンの出番はさほど多くないかも知れませんが、昨今の異常気象・温暖化、自宅でペットに留守番をしてもらう事が多い環境では、予想外の猛暑による熱中症など心配です。

種類が沢山あり、各社最新機能は色々魅力的ですが、末永く使用する事になるであろうエアコンですから、信頼性はとても重要です。

空調に特化した【ダイキン】製のAXシリーズはバランスが良く、自分の環境にあった、良い買い物だったと思います。

参考になればと思います。

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